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被災者会見
【被災住民】5世帯30人が暮らす一関市厳美町の旧山谷小では12日、被災者が会見。祭畤の熊谷寿喜(ひさき)さん(72)は「毎日日が短くなっている。迂回(うかい)路の林道の運転が不安。泊まりがけの一時帰宅で作業をしたい」と要望。同地区の佐藤律雄さん(62)は「雪が降る前に祭畤大橋を完成させてほしい」と願う。
市野々原の佐藤美栄子さん(37)は「復旧の情報が入らず不安だ。帰宅のめどが立たない中、説明してもらえれば少しは安心だ」と情報不足を訴えた。
一関市は11日、住宅被害の92世帯、避難生活を余儀なくされた21世帯などに義援金約6300万円を支給。奥州市は18日、被災住宅約350世帯などに約2億300万円を交付する。
【観光客】須川高原温泉は営業再開から約2カ月たった。利用者は1日平均約40人で例年の4割ほど。同温泉の千葉広美企画主任は「岩手、宮城、秋田の3ルートのうち秋田側だけとなったのが響いている。紅葉シーズンもまだ空き室がある」と利用を呼び掛ける。
一関観光協会は来週末、キャンペーンを仙台市で実施。2000円相当の買い物(食事)券が付いた温泉招待、高速バスチケットを抽選で贈り誘客を目指す。
【国道342号】通行止めとなっている一関市厳美町の真湯ゲートから須川温泉まで約15キロには大型観光バス1台を含め13台が取り残されている。県は先週末から同区間の工事用道路建設に着手。県南広域振興局一関総合支局の菊池恭二土木部長は「須川、真湯側2カ所を完成させ積雪前に車を搬出したい」と工事を急ぐ。
崩落した祭畤大橋に代わる仮設道は11月中の完成を目指し、9月末から仮橋工事にかかる。林道迂回路しかない祭畤地区まで「雪が積もる前の開通」が目標だ。
【写真=リフトの支柱方向にゲレンデが崩落したいちのせき健康の森・スキー場。雨で地面の亀裂や崩落の拡大が続く=12日午後1時50分、一関市厳美町】
岩手日報
残暑あってももう秋ですしね
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